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もう
2021/12/25

一連のゴタゴタがマックスに達し
もうこれワザとやってる炎上商法だろレベルに達したのが

   Whitesnake - 1987('87 EMI)

ど派手なアメリカン・メタルになって全米を制覇(ビルボード2位)
名実共に大成功したカッチョE作品

駄菓子菓子
だいたいタイトルからして
ヨーロッパでは『1987』なのに
北米では『Whitesnake』とまた昔の名前で出てきましたよ
おまけに日本盤は『サーペンス・アルバム<白蛇の紋章>』
             ↑どっから出て来んだよ

んで両者は曲順も違うんだが
2曲が前々作『Saints & Sinners』から引っ張って来て再録音てのも
アルバムとしては完璧さを欠く中途半端な印象で
最初のミニアルバム『Snakebite』を思い起こさせるし混乱もする

これは
Saints & Sinnersが北米発売が無かったからなんだが
WSってこの時点でもアメリカでは無名バンドだったのね
日本だとBurrn!誌のおかげでむっちゃビッグな印象だったけど

んで
また楽器クレジット表記の無いアルバムなんだが
メンバーは前回時後期のメンバーを含みつつ始まって?
→完成時には別メンバーで
→PVはまた別メンバーで
→なんだかんだで彼らはその後ツアーメンバーにもなったという
わけわかめな蛇行の流れでよろしいか(調査ちう)

もう正確に時系列で覚えらんないし
間違って書いてもアレなんで適当だが
要は
ジョン・サイクスはどっかのタイミングで頸になって
エイドリアン・ヴァンデンバーグがすでにちょっと弾いてる状態
リズム隊はオジー・オズボーンのバンドから引き抜いて来たと

なので
実は非常にオジーっぽいサウンド造りとも言え
デヴィッドもバカだモンみたいに何か闇に吠えてる曲もアリ

そんな中!
"Still Of The Night"はついにレッド・ツェッペリン(Black Dog等)に
そっくり杉て・・・てかちょっと前から徐々に攻めて来てるワケで
これももうよく覚えてないんだが
ツェッペリン・クローンだかクローン・ツェッペリンみたいな感じで
ジミー・ペイジからクレームてかディスリ合いがボッパーズ
あわや訴訟問題にまで発展した・・・かどうかわ定かでは無い
てかジミー・ペイジにそんな権利なさそうだけど

時は戦国
キングダム・カムやカルトからリヴィング・カラーなどなど
ツェッペリンのクローンが柳の下に次から次えと現れてわ消えるパクリ合戦
メタル・シーンは祭典の日と化したのでR(ry

ただし
その後の展開でこれらわ総て
プロレス的ブックだという事がわかってしまったワケだが

https://www.youtube.com/watch?v=swPt9HBRXuE
☆ヴァイオリン奏法までやってるがな

ジャケ的にはこの白蛇の紋章がその後すっと使い回されて
どれがどのアルバムなのかよく解らなくなっている状態


でわ
2021/12/24

コリン・ホッジキンソンが出て来たトコロで
ホワイトスネイクのルーツ的なバンドをもう一つ貼ってみたい

   Tramline - Somewhere Down The Line('68 1st Island)

このバンド
所謂UKホワイト・ブルーズ・バンドなんだが
多分一般的な知名度は低く人気もゼロなものの(日本盤の再発でさえ無い)
古いプログ/ハードロックの名盤ガイド等では必ずと言っていいほど
このシーンのスタート地点的なキーとなる重要バンドとして
紹介されていたような気がするマストなやつら

んで
件のColin HodgkinsonとMicky Moodyが在籍
解散後Terry Popple(Dr.)が前述SnuffにてミッキーやPeter Solleyと合流
※Colin Hodgkinsonはレコーディングのクレジットはあるものの
何故か正式メンバーじゃなかったような気配も無くは無い
(どっちやねん 調査ちう)


この1stアルバム
プログレッシヴ・ブルーズというにはプリミティヴでこぢんまりとしており
まだホンモノの黒人のお手本をコピーする勉強中て感じで
これといったオリジナリティーも無いし
様々なブルーズ系のスタイルをチャンポンした見本市状態なんだが
有名バンドには無い野暮で雑なトコロがあって
タイトルが似てるけどDownliners Sectのような
無垢なガレージっぽさがあるのがかわいらしい

しかし
パープル系なら何でもリリーッスしているはずの紫帝国日本だと思ってたのに
ヲタ好きのするトラムラインがいまだに再発無しで廃線状態だったとは・・・
信じられないんだが

※※2ndの方がサイケでポリグレッシヴでイカれている

ジャケがボロボロで米A&M盤なのはUK原盤がレアで高価なためだ


ブルージーさへの拘りはもう捨てて
2021/12/23

よりシンプルに陽性のロックンロール・バンドになった

    Whitesnake - Slide It In('84 Liberty/Geffen)

T.Rexのボランズ・ブギーみたいな曲まであるでよ

んで
まーたメンバー構成がグダグダなんだが
Drums:Cozy Powell←これは前作からの予兆道り
Guitar:Micky Moody←出戻り
Guitar:Mel Galley←前作でのコーラス要員で実習済み
Keyboards:Jon Lord←やっぱこの人しかいない
Bass: Colin Hodgkinson←インターンっぽい新加入
以上が帯に記されているレコーディング・メンバーだが
日本盤に封入のフルカラー写真集!(下)では
ななんとここにすでにGuitar:John Sykesが横入り
ハイ
メル・ギャレー消えたっ(速っ)

そう!
この『特別企画限定』の日本盤が恐ろしいレベルの物なんだが
まずジャケの厚さが1センチ近くある

わかりやすくブラック・サバスで例えると
『マスタース・オブ・リアリティ』UK初回の
ポスターBoxジャケと同等かさらにちょっと厚い位の質量だ
(解りにくいです)

そこに
●使い道が謎なステッカーというには厚すぐるWhitesnakeのロゴ入り金属板
●誰がそれを首にスライ・インドさせるのか豪華ロゴ・チェーン・ネックレス
●ぶ厚いフォトブック w/関連バンドのファミリー・ツリー(←これ有用)

ただし
若いピチピチのアイドル・バンドじゃあるまいし
オサーンばかりのメンバーにネックレスとかブロマイドなんて
かろうじてデヴィカヴァ以外に需要なんt・・・

YES!
この世界にも希なこの日本独自豪華プレゼント企画(¥3,200)って
レコーディングに参加していないのにもかかわらず
すでにフューチュアーされていしまった超激カッチョイイ
見目麗しいッルックスでロック学会婦人部に人気だった新メンバー
元Tygers Of Pan Tangのジョン・サイクスの為なんですよね?
(あくまで個人的推測です)
※John Sykesのソロの市場がほぼほぼ日本だけだった事は
本稿のトニー・ヴィスコンティ→シン・リジー編で外出


結局南極鳴り物入りのコージー加入だってこのアルバムだけで終わったし
我思うにコージーとホワイトスネイクの相性って
妙に平板になってしまって良くないと思うんだよな
(イアン・ペイスも違うとか言ってるしじゃ誰ならいいんだよ)

また
ライナー(正則&酒井)によればJimmy Pageを加入させる動きもあったらしい
実際
B-1『Slow An' Easy』なんて前作に続き
またまた中期ツェッペリン風の曲調だし
もしこれをジミー本人が弾いたら・・・ゴクリ


恒例のえろえろあり過ぎて困る白蛇パクリ疑惑列伝だが
このアルバムでは特に内袋(歌詞カード)の写真が
巨匠リチャード・アヴェドンが撮影したナスターシャ・キンスキーの
スード・ポスター('81)のシチュエーションとクリソツじゃまいか


<下>
くり抜かれたダンボールに封入されているのでジャケがぶ厚い


パープル・ファミリーに関しては
2021/12/22

そんなお家騒動のゴタゴタや紫色ならぬ玉虫色の人事異動を
ヲチしたり想い出してほくそ笑むのもレコォド鑑賞の愉しみのひとつだ
次作

    Whitesnake - Saints & Sinners('82 Liberty)

こちらも素晴らしいアルバムながら・・・
演奏者のクレジットがジャケに全く無いΩ ΩΩ<ナ ナンダッテーー
むぅ士郎
リリーッス時点でぜいいん解雇だとか
(社長だったのかよ)

微妙な時系列はよくわからないが
いつもの「オレはメタル・シンガーじゃないんだ」問題とか
コージー・パウエルと10日間ゆるキャンして熱く語り合っていたとかなんとか
ライナーにえろえろと書いてあるけど・・・
こういうのも数年後のインタビューでは変わってたりするので話半分で

んで
結局南極まだイアン・ペイスが叩いてたみたいだし
ギターはミッキー・ムーディとバーニー・マースデンのコンビ
ジョン・ロードもニール・マーレイもいるという前作同様の布陣を保守
元TrapezeのGr.ことメル・ギャレイがコーラスってのがよくわからんが
要は
レコーディング時にはすでに脱退していた人もセッション仕事として
大人の対応でお仕事したって事で唱歌

そう思って聴くとどこかよそよそしいというか熱気に欠けるというか・・・
(気のせいです)

オレ的にはIan Paiceの才能がこの跡ノリのズンドコ節バンドでは
イマイチ活かされてないんだよなーと思う事しばし

★この盤でのあからさまなパクリ疑惑
A-1のタイトル『Young Blood』は同カテゴリーのバンドであるトコロの
バッドカンパニーの代表的ヒット曲と同名じゃまいか



<下:おまけ>
コージー・パウエルの1stソロ・アルバム
Cozy Powell - Over The Top('79 Ariola)

むっちゃモンドなインストアルバム
面子はゲイリー・ムーア以外はほぼほぼ
テリー・リード編で登場したヤツラが総出演名簿状態で笑える
これがホントの・・・コージ苑なんじゃー
てか
この辺のメンバー廻しの鉄板さ加減(メタルだけに)にアラタメテ呆れるレベル

しかし
前方で弾いてるのは例えばマックス・ミドルタンが奏でる
軽やかで夢見がちな和みフュージョンだったりするのに
後で叩き出す太鼓は硬直して頑固なドタドタ行進リズムで
それが一聴してコージーでしかありえないサウンドっていう
俺ジナリティーが凄い

ドラムのリズムで誰が叩いてるのか主張出来るのは
Cozy Powell以外ではAlan Myers(Devo)か高橋ユキヒロくらいだろ?
(あくまで個人的見解です)

目を瞑れば浮かんでくる
ドラムキットは左右対称のセット
シンバルはあくまで見かけ水平に
わかった?!


ホワイトスネイクのアルバムに駄作なし
2021/12/21

あるのは蛇作だけだ ←上手い事言ったつもり

件の日本のみの企画盤"Live At Hammersmith"を入れて2LPにした
"Live... In The Heart Of The City"を挟んで
(持ってないんでオールスルーザナイト)

    Whitesnake - Come An' Get It('81 Liberty)

こちらも前作と同等の名作すなぁ
音質はより硬質になって以前の『ハードなブルーズ・ロック』から
NWOBHMに煽りをくらったヘヴィー・メタリックなバンドに変貌しており
デヴィドの唱法も獅子のように咆吼するシャウト強調のより派手なモノに

ただし
曲は前よりブルージー指向だったりして
もうロカビリーとも言えるようなシンプルなロックンロール曲もIN!

んが
そのせいか前作の方がホワイトスネイクのオリジナリティーが感じられる
忘れられないフレーズを有した印象的な曲が揃っている気がするのよね
(あくまで個人的感想です)

そんな中!
B-4"Till The Day I Die"は何だ!
これってレッド・ゼェッペリンの初期の後期っぽい(だから・・・V位と言えよ)
トラッディーなアコースティック・ギターの導入から
なんとなくモワーっと盛り上がってゆき
ゴシックっぽくてメカニァルなボンゾっぽいリズムに引き継ぐ感じの曲調を
ま B-3~4もそんなふいんきのドラムだけど
ロバート・プラントっぽい哀愁を湛えた歌い方でグダグダと流すという
要は
Led Zeppelinのパクr・・・じゃなくてインスパ曲ですよね

むぅ士郎
'84年リリーッスのアルバム(後述)で全メタル界を巻き込んだ大騒動になる
例の案件の萌芽がすでにここで芽生えていたのだーっ


だいたい
WSに通底する(なんも考えてない)パクリ体質と言えば
アルバム・タイトルからしてこのスッドレのテーマであるトコロの
トニー・ヴィスコンティがデビュー期に手掛けたThe Iveysが
Badfingerに改名してアップルからリリーッスしたアルバムの曲
『マジック・クリスチャンのテーマ=Come and Get It 』と(説明長ぇ)
まんま同じじゃナイッスか?!

いや
こんなんよくある慣用句じゃねとお思いのゴキ兄
甘い!
甘酢ぐる!!
ジャケのヘビがリンゴのオーラに包まれているのはどう説明する?
だいたい歌詞が「Come an' Get It」のその前の「If you want it」からして
ほらほらほらほら 
クリソツなんだよな

おまけに
B-2『Would I Lie To You』にもほぼほぼ一緒のフレーズが出て来るし
もっと言えば
前作のライブ盤のタイトル『In The Heart Of The City』だって
俺達のNick Loweがオリジナルなんやー(なのかな)

さらに
さらに言えば
ヘビにまつわるバンド名やイメージだって
同じFree系の音楽性や人脈に属するBack Street CrawlerやCrawler
また前述Hansonの真n・・・(ry

とにかく
俺達は(独りです)パーポー・ファミリーにありがちな
放漫パクリ体質をこれからも糾弾してゆくっ
わかった?!

<下>
ライナーのデザインは前作"Ready An' Willing"の内袋のセルフ・パクり


しかしアレってホントにリンゴなのかな


イアン・ペイス参加後初の
2021/12/20

ホワイトスネイクを代表するアルバムの一つとなった

   Whitesnake - Ready An' Willing('80 UA/Sunburst)

全方向文句なしの名曲多数作

Deep Purple帝国の植民地化によって
レインボーの拓いた市場をさらに分割しようという戦略は
見事に成功しているじゃナイッスか!
さすがだ

ただし
せっかくイアン・ペイスが入ったってのに
彼のツッコミ気味のシンコペーションでハードにグルーヴさせる
パープルっぽい前ノリ疾走ドライヴ曲が一曲位しか無いのが
ドラムヲタ的には残念で惜しい

んで
例のWSというかパープル系特有のCI意識のいい加減さというか
やっつけ仕事とかそーゆーのだけど
タイトルがジャケに"Ready An' Willing"て書いてあるのに
邦題にヒット曲の『フール・フォー・ユア・ラヴィング』を
持って来るって商売センスがなぁ・・・

勿論"Fool For Your Loving"という7"もシングルカットされているワケで
ライナー執筆時(酒井庚氏)ではまだアルバム・タイトルが原題どうりの
『レディー・フォー・・・』となっているので
レコード会社も迷走しているし購買者/ファン層も混乱する事しばし
ま 
んな細けぇ事なんて誰も気にしないんだろうけど

だいたい
適当なのはジャケからしてそうで
例によってBurrn!誌のインタビューによると
その時イアンだったかバーニーの顔写真が無かったんで
デヴィッドが自分で適当に描き加えたとか言っていたような
(うろ覚えだけどホントかな?)


そんなワケで
2021/12/19

バーニー・マースデンのソロ一作目

    Bernie Marsden - And About Time Too('79 Trash)

時は戦国79年
新波勢力の勃興が自壊し陰りが見え
新たな重金属勢力の誕生が予感されるそんな中!
蛇藩足軽の旗揚げの下にかき集められた古参手練れ達の顔ぶれは
さすらいの用心棒・才門Phillipsと師範・情弱Bruceは浪人/外様ながら
煮煎Murray Jon労働 Don営利 強制慰安Paice 故事Powellに
勿論プロデューサー(奉行)はMartin罰と
深紫藩の家紋の下にC'monした強力な御家人衆で
えーいこの紋所が見えねぇか見えねぇかーハハーッと
印籠をIn Rockと肛門にガッチリ固められた

ただし小生
「オレって楽器上手いでしょ」的なシーンには特にチンピクもしないので
渋ブルーズからアメリカンポップに疾走ヒュージョンまでの
色んな方向性の曲調を持ってきて
こんなのも出来ます・これもよく弾けてるでしょと
あれこれと豪勢ながら統一性の無いカタログを広げられても
イマイチビビッと来ないのでした・・・

また
ハマースミス・ライヴでの興奮で少し上ずっているような
だがそれがイイ的だった絶妙なヴォーカルも
フルでメインを張るとなるとそうでも無いという・・・

むぅ士郎
バーニーは水戸黄門で例えれば必殺忍者・風車の弥七くらいかな
(褒めてます)
<下>頭が高いと言われ印籠にビビる兎鱒電


しかしオレってホントにメタラーなのかな


このアルバムは
2021/12/18

日本のみの企画だったんすね

    Whitesnake - Live At Hammersmith

ロンドンのライヴなのに日本発売しかなかったてのをこの前知った
ライナーにはそんな事書いて無いからね
ただ予定されていた訪日ライヴが中止になったらしいので
その代わりとしてリリーッスされたのかもしれない
(あくまで個人的想像です:調査ちう)
※後に'80年の2LP『Live... In The Heart Of The City』に収録された

そもそも
近年の再発なんかも日本盤に集中しがちだし
パープル・ファミリー自体の需要って
半分位は日本だったんじゃまいか?と思うレベル

だいたい
日本を代表するHR/HM専門誌の名前が
主にカヴァーデールの歌う『Burn』由来だし

オレも20年以上読んでたけど
むらさき学級関連の記事やインタヴューの多い事しばし
事細かく過去の重箱を嘗め回してそれぞれの人物に同じ質問を聞くので
ビートルズ本並にパープルの完璧な歴史が何年何時何分何処でと
事細かく歴史ば紡ぎ出されてしまっているのが
良いのか悪いのか

いや
普通に考えりゃ良いに決まってんだろうけど
Burrn!誌独特のドメスティックなゴミ・バイアスがかかって
ガラパゴス信者ヲタを増産してしまってるような気がするのよね
(オ・・・オレの事じゃ ねーからっ)

ぶっちゃけ
このライナーでも初代編集長が書いてるんだが(あと大英憲章)
例によって論旨がむっちゃキモく偏向していて資料的価値は皆無だキリッ

それはさておき
内容は最高じゃナイッスか!
立ち上げたバンドがうまく機能してノリノリなデヴィッドの
やる気が伝わって来てまさにこれぞライヴ盤という感じが伝わる

特に驚くのは
Deep Purple時代のカヴァー"Might Just Take Your Life"での
バーニー・マースデンに交代したヴォーカル・パートが見事で
影のリードヴォーカリストと言われるあのグレン・ヒューズ並に巧い事!

Burnも演って収録してほしかったー

しかし
ジャケは白蛇のはずなのに緑色なのはなんでこうなったのかね

(つずく)


2021/12/17

   Whitesnake - Lovehunter('79 UA/Sunburst)

どの曲もキッチリまとまっていて聴きごたえがあるし
曲ごとに変化があってアルバム全体で飽きさせない造り
デヴィッド・カヴァーディルの気合いが尋常でないと思われる

んで
前作から更にデヴィカヴァの唱法がDeep Purple時代の
ハードロックするわかりやすい発声に戻り
曲調もブルージーというよりよくノレる
お気楽なロックンロールっぽさを全面に打ち出している事から
戦略的に割り切ったのがよくわかろうもん

また
ジョン・ロードの加入でディープ・パープルっぽさがグッと出て来たな
てか
曲によってはモロにレインボウのパk・・・じゃなくてインスパ的でもあるし
リッチーやロニーをむっちゃ意識してんだろうなぁと思わせる
※ソロ1stはOyster Recordsから

ただし
この時期まだバンド編成は流動的で過渡期
このアルバム録音時でのドラマーはDave Dowleだが
発売時にはすでにパープルからIan Paiceが加入していたのだ

また
例えば
せっかくバンドの新ロゴが出来たのにもかかわらず
帯のロゴにはソロ1st時のモノが使用されてたりする事からも
お解りいただけるように
日本ポリドールも『ホワイトスネイク』と『 David Coverdale』の
関係性/距離感がよく計れなかったのであろう


前述
2021/12/16

『スネークバイト』アルバムは企画モノのミニアルバム扱いで
こっから正式なバンドのスタート デビューアルバムという事になっている

   Whitesnake – Trouble('78 EMI)

ギターにBernie Marsdenを加えMicky Moodyとの双頭の蛇陣営に
ベースに件のハンソンやらカンタベリー系/コロシアムU他の
ブリティッシュ・ロック界歴戦の千手観音Neil Murray
鍵盤はJon Lord
プロデュースはMartin Birchと
ドラムのDave Dowle(Oblivion Express Streetwalkers等)は例外的だが
むらさき学級脳的にこれで悪いアルバムが出来るワケが無いという布陣


なので
レインボー同様に確実にアメリカ市場攻略を見据えた
明解なハード・ロックに仕上げられており
その分
例の初期カヴァーディル独特の陰気なモゴモゴ唱法は矯正されて
はっきりとしたシャウト多様の万人受けするスタイルになってしまったのは
良いのか悪いのか・・・


さて
この先のホワイトスネイクは
グラストンビュリー・コンピともピータ・ソリーとも縁遠い話になるし
特にプログレッシヴロックでもましてやピラミッド神話大全でもないのだが
人脈的に興味深い人物達が多々現れるし
お笑いのような大どんでん返し(て程でもないけど)があるので
チラ~っと表面的にさらって行きたい
(プログばっか聴いてると疲れるし内容が濃いので分析が大変)


嵐の叫び
2021/12/15

デヴィト・カヴァーデールのソロ二作目

   David Coverdale - Northwinds('78 Purple/Polydor)

これがまた良くて
1stでのPaul Rodgersの5人目位的なエピゴーネン性を超えて
件のマンブリングっぽい曖昧さが妙な深みを湛えるそんな中
ちょっとレイダウン・ステイダウンしたような内省的な曲調が巧く嵌まって
デヴィカヴァ独自のオリジナリティーが生まれている
一点
Tony Newmanのドタバタしたドラムがイモくさい所を除くと
これが彼の最高傑作でわ?と思っているんだが

平原に写真が飛んでいるジャケは
ヒプノシスが誰か用に考えたけど没案にしたアイデアを
Heavy Metal Kidsやミッキー・ムーディーの"Young And Moody"用に
転用したアイデアのパクr・・・じゃなくて孫流用だな


駄菓子菓子
このアルバムのポイントはそんな事でわ無いっ!

ななんと
A2に俺達のリー・ブリロー(Dr.Feelgood 下:遺作)が
ブルーズハープ咥えてまさかのスペシャル・ゲスト参加
ΩΩ Ω<ナンダッテー

ただし
ホントに演ってんの?レベルで
特にブリ郎じゃなくてもいいじゃんレベルのフィーチャーだと思うのって・・・
ワタシだけー?


それはともかく
パブ/パンクな人の中には
ホワイトスネイク? でぶっちょ・腹ー出る? 聴いた事もねぇヨppp
なんて突っぱらかったゴキ兄もおられると思われるが・・・
甘い!
甘酢ぎて・・・
バカジャネェノ~
そう!
この盤こそパブラーのマスト・アイテム
YES!
時は戦国'78年にオールドウェイヴの毒蝮と元祖ニューウェイヴが邂逅した
最重要作なのだキリッ!!
わかった?!
(2回目)
※ドクター・フィールグッドのメンバーにはChevyやTrust(仏)等
NWOBHM系のメタルバンド出身者が何人も居る

David Coverdale-Keep On Giving Me Love
https://www.youtube.com/watch?v=rriguEyhZEA
☆よく聴いたら渾然一体のダンゴ状態だけど
ブリ郎師のハープ結構頑張ってましたわ


デヴィッド・カヴァーディルのソロ
2021/12/14

   David Coverdale - Whitesnake('77Purple/Polydor)

(注)
David CoverdaleのWhitesnakeというソロアルバム第1弾
(Whitesnakeという曲が入っている)
後にDavid Coverdales Whitesnakeという表記のバンドになって→
(David Coverdale's Whitesnake表記もある)
Whitesnakeというバンドになったという歴史で
当然この時点ではWhitesnakeというバンドは無い
そしてかなり経ってから
'97年にはDavid Coverdale & Whitesnakeというアルバムがリリーッス
・・・
ハイ
ここテストに出・・・ません

ホワイトスネイクは
どの時代でもそれなりにカッチョよく文句無いレベルで
キャッチーなアルバムを出し続けて最終的二全米制覇を成し遂げたワケだが
小生はこの今からするとちょっと地味ながら真面目にホワイトR&B・・・
Freeや初期Bad Company的なハード・ブルーズロックを追求している
かけ出しのソロ期が最も好き
だって三つ子の魂百まで的にこれが一盤やりたかった事なんだろうなぁ・・・と

この頃のデヴィカヴァはちょっと口ごもったような
ちょうどエルヴィスのマンブリング唱法みたいな
声量はあるのにあえてモゴモゴと聴き撮りにくい唱法を得意?としていて
解りやすく日本の歌謡曲に例えると
中森明菜がサビで爆発する前に何やら小声で囁くように歌って
単純な人をいらつかせるみたいな感じだ
(わかりにくいです)


ギターは勿論盟友ミッキー・ムーディー
ベースはゴンザレス等のパブ・ソウル畑のデリジー・ハーパー
プロデュース/ベースはロジャー・グローヴァー
鍵盤は前述スナフ/ベケット(後述)他からティム・ヒンクレー
ドラムは名作請負人サイモン・フィリップス

パープル組はサークル内での人脈廻しも愉しみのひとつだ


なので
2021/12/13

Whitesnake一発目のアルバム

 David Coverdales Whitesnake - Snakebite('78 Sunburst/Geffen)

にPeter Solleyも"スペシャル・ゲスト"としてクレジット!(下)

このアルバム
ハード・ブルーズのパワー・ポップとも言うべき
軽妙にまとまったノリのいい名曲がずらりと並び
憂いと悲しみのメロディーもかねそなえた好アルバムなんだが
急遽バンドのデビューのティーザー盤的に間に合わせたのか知らんが
ピーター参加のA面は元々7"EPとしてリリーッスされた音源4曲に
B面のWhitesnake結成以前のソロ2ndの4曲曲を加えた応急的なモノで
両面のプロデューサーも違う
A面はMartin BirchでB面はRoger Glover

なので
割と地味だったソロデビュー後にカヴァーデイルがグングン売れたために
再発でジャケやバンド名とタイトルが変わってて結構混乱させられる
(ソロ作1stのタイトルも"Whitesnake"という無計画さよ)

んで
タイトルに『David Coverdales』と付いていたのは初回時だけだが
ジャケは欧豪他と北米では全く異なる
写真は北米仕様のデザインを基本にしながらも
何故か2ndアルバムの『Trouble』の白蛇イラストが加えられて
『David Coverdales』の冠が無くなった'88年北米仕様再発
でも『Trouble』の曲が加えられているワケではないという・・・
と思っていたけど
良く見たら『Trouble』の白蛇ってSunburst盤の裏ジャケに
すでにバンドロゴ的に登場していたのね
めんごめんご

ギターはMicky Moodyに加えてBernie Marsden
ベースはNeil Murrayと
本章のTerry Reid→Peter Solleyの流れに出てくるヤツラで
ガッツリ固められているじゃナイッスか!
※バーニー・マースデンはミッキー・ムーディーがSnafu以前に
在籍していたJuicy Lucyに参加していた(音源は不明/調査ちう)


しかし
これってどーでもいい情報だな


そんなPeter Solleyが
2021/12/12

Paladinの次にムーミン谷にまで趣き就いた生業のバンドが

   Snafu - Same('73 WWA 1st 写真はUK初回)

スナフキンだけに・・・
いや
ホントにかなり田舎の村人っぽくなって
逆に前衛性は全く消えてしまったのです

要は
スナフと言えば元Whitesnakeの経歴を使い回して
”何とかスネイク”名義のバンドがバイオに乱立してしまっている
Micky Moodyの元鞘として知られている?ワケだが
スナフも半分くらいは初期ホワイトスネイクみたいな感じの
汗臭くて重量級のホワイトR&Bだ

ただし
もっとルーツ・スワンプと言うか
フィドル/マンドリン入りのカントリーロッキンな小曲があったりして
それがバンドに深みを増しているのが良い
なので
例によってThe BandのThe Weight症候群一歩手前ソングもIN!

ちなみに
前述のハンソンに在籍のNeil Murrayもホワイトスネイク組
この辺のUKスワンプにはそんな白蛇に流れていった人材が大勢いるわけだが
当の蛇遣いのデイビッド・カヴァーデイルは
もっとコマーシャルでショウビズな世界を指向して行き
カメラ写りの良いヤツらやド派手なアメリカ人の起用に走り
かと思えばある日「メタルは嫌い オレはブルーズシンガーに戻る」と出家
あるいわレッド・ツェッペリンのコピーを始めたり
(どうもアメリカではZepはブルーズ・バンドだと捉えられているらしい)
双極性障害を煩い周囲を混乱させていたようだ
ミッキー・ムーディーの履歴書が○○スネイクだらけなのもこの迷走・・・
てか蛇行←に振り回された可哀想な人生と言えま唱歌

ジャケは
具象的な動物物で一見それっぽくないけどロジャー・ディーン画
しかし
内面を開いて見れば農具を引いた水牛が漬かる湖がレコード盤面で
水牛はトーンアームに繋がれているという隠し絵になっている事が
お解りいただけるだろうか
さすがだ!


オレも最近知ったんだけど

<中>アー写も田舎臭いが当時はこれが最新の都会的趣味だったという


速攻で
2021/12/11

Fuck Offに行ってDenonのプリメインアンプJPY10000でゲトー
ちなみに左チャンネルが壊れたマランツは¥500で売却であった

しかし
アンプが変わると全く違うアルバムに聴こえるのって・・・ワタシだけ~?

3枚目

   Gravy Train - (A Ballad Of) A Peaceful Man('71 Vertigo)

これもオリジはクッソ激レアなんで再発Repertoireで我慢しよう

1stの野蛮ギャル度なヘヴィー・サイケ度は
あれは何だったんだってれべるで抑えられ
計算されたポップでリリカルなメロディーが
フルートや華麗なオケやコーラスに支えられて溢れ出す
まさかのヒット狙いなのかしらん

まるで
Mr.Big(英Mid '70sの方)みたいな良く出来た曲があるし
この人こんなに歌えたんだって程ヴォーカル氏が良く歌ってる

とにかく
この時期のハード・プログ系の中では非常によくまとまっていて
もっと売れても良かったレコなのでした
いや
激レアって事は全く売れなかったって証拠なんがけど
(これだけ日本盤のリリーッス無し)
正直これがグレイヴィー・トレインの最高傑作じゃね



3rdは買い忘れてましたわ・・・


またもや
2021/12/10

ステレオアンプが壊れてレコが聴けなくなってしまったわけだが
部屋に変な電流でも流れているんだろうか?
さっそくハードオフに下見に行ってしまっただよ
ついでにVHSのヴィデオデッキ売りに持って行ったら¥50だったよ

だが
案ずる事わない!
(誰も案じていません)
今なら大抵のバンドはつべにメインの曲 
有名人気盤ならフルアルバムがうpされている野田
もうアンプ補完するのやめちゃおっかなー


ついでなんでピート・ソリーは参加してないけど
計4枚あるGravy Trainの他のアルバムを貼っていきたいっ

   Gravy Train - Same('70 Vertigo 写真は'90のRepertoire盤)

だって30年前だってオリジは手が出ないぞ
基本昨日の4枚目と同じ感じのコズミック・ヘヴィー・ブルーズ
ただしテクは特に無しなんだが
1stはもっとサイケデリック色が濃厚で管楽器がイキイキと活躍しているし
変拍子・転調・リズムチェンジ・フリー・インプロヴィゼーション等
一曲の中にもえろえろとやりたかった事がマン毛鏡のごとく詰まっており
時代の勢いにまかせただけとも言えるようなアイデアが爆発しているのが・・・


特にUSっぽい野蛮なガレージてか日本のGSっぽい
'60sのふいんきを色濃く残した曲も'60sの数曲あっておもちろい

4枚目のジャケははロジャディンだったがこちらはヒプノシスと豪華な使い分け
ただし
人形と小人が廃墟に佇む白昼夢のような幻想的なシチュエーションは
キーフ的世界観とも言え魔性か
ま 
これも一流レアハードプログの証と言えま唱歌

しかし
つべで聴くとリアルレコで聴いた曲(アルバム)と
全く別モノに聴こえるのっては何でなんだぜ(3回目)


パラディンのPeter Solleyその後・・・
2021/12/09

グレイヴィー・トレイン4枚目に2曲シンセで参加

 Gravy Train - Staircase To The Day('74 Dawn 写真はUK初回オリジ盤)

グレイヴィー・トレインと言えばPaladinと同傾向の
'70s初頭にのみ咲き誇ったそのフィール
ヘヴィーに沈みこむ磁界の中で歪むエレクトリック幻想の語り部であるトコロの
(↑お前は何言ってるんだ)
英B級プログレハードの雄じゃナイッスか!

しかも
このジャケってPaladinの2nd同様に
ロジャー・ディーン怪人画5傑に入るヤツじゃんか

もう
ピート・ソリー先生だけでプログハード全制覇しちゃうの?
(違います)

ただし
グレトレのメンバーはその後の活動歴がほぼほぼ不明な事からも
おわかりいただけるように
楽器演奏のレヴェルは大した事ないという・・・ふいんきプログ

なので
もの凄いびっくりするようなソロとかもあんまり無い
要は
やってる事はシンプルだ
(ホントにプログレッシヴロックなんだろうか?)

このバンドはフルートがフィーチュアされているのが一風変わった特徴だが
基本結構粗いブルーズ・ロックを元にズンドコ攻めて来て
時にはバラードを挟み込んででリリカルに染み入らせるタイプの
ロック石器時代人型とも言えま唱歌


この4th(最終作)でわそのフルートも以前程は目立ってはいないんだが

Going for a Quick One
https://www.youtube.com/watch?v=qv68LohrQIw


パラディンの
2021/12/08

セカンド・アルバム

    Paladin - Charge!('72 Bronze 写真はUKオリジ盤)

1stの路線をもう少し細かく刻み込んで因数分解
ただしあからさまなラテン風味は抑え気味になり
C/Wフィドルまでが飛び出る程にロックンロールに回帰して
スワンピーなハード・ロック然とした曲もあり
これがプログレ・ハードど真ん中の佇まい

そんな中!
ジャケにわロジャー・ディーンの再骨頂ともいえる異形戦士の図が奢られ
ハードロック好きかつプログレッ支部のハートをディーンと射貫く野田

基本
ジャズ・ドラマーだというKeith Webbのドラミングは
リーダー的とも感じられた1stの方が派手で良かったかなと思わせるが
片や
後にプロコルハルムに移籍するPeter Solleyのキーボードは
宗教的なバロック調がさらにマシマシて神軍
盛り上がることこの上なし!


しかし
実力者キースはこの他にはドノバンの録音に顔を出すくらいの活動歴だが
ピートはB-C級趣味趣味渋シブな微妙なバンドを渡り歩き
その経歴に目が(耳が)離せないので
チラ~っとその辺も追って行ってみたい

<上>
ジャケ右上には印刷時に版下に入れ忘れられた曲の訂正シールが貼ってある
Anyway(後のCD盤表記のAny Wayではない)
https://www.youtube.com/watch?v=0iSoGyIm57c
☆ちょっとだけThe Weight(The Band)症候群


ここまでが前フリで
2021/12/07

これからがテリー・リードの本番だっ
(またそれか)

いや
これをピラミッドの章で展開させて良いモノか悩む程の
プログレッシヴ・ロックの核心的人脈が眠っているんだが・・・
パブロックにリンクしているのも絶妙にGlastonbury Fayreの
出演者っぽいんだよなー

そもそも
テリー・リードのアルバムって何故かバックのクレジットが無いのよね
1stなんて3人バストアップで写っているのにもかかわらず だ
なのでメンバー特定がめんどうで少々定かではなかったりするワケだが
件の2ndでの面子はというと
鍵盤がPete Solley 
ドラムスがKeith Webb(1stも彼が担当)
(ベースは?)

この二人ってば特段有名選手ではないけれどB級通好みプログの・・・
パラディンじゃナイッスか!

      Paladin - Same('71 Bronze 写真は日本盤)

ブルージーで泥臭いモッド・グルーヴの残り香を感じさせる音像ながら
プラスして饒舌なドラムスの演奏力を活かしたラテン・フレイヴァーがあり
ガンガンと力で押してくるハードロックへの過渡期にあるバンドサウンドが
プログヲタのツボに嵌まって心をわしづかみ

このラテンっぽさがテリーと共演したデヴィッド・リンドレーや
リンダ・ルイスのレゲエ風味に繋がる事は容易に膝ポンだ
ただし
それは西印度諸島というよりわサンタナ的なメキシコ味が濃いが

よーし プログレッシヴロックのスッドレっぽくなって来たZ


Yo!
2021/12/05

聴けよオレのリリック
 響けよ小生のライム(駄洒落)

幾多の困難を乗り越えて開催しよう
 2021 Yokohama Hot Rod Custom Show
  第1回から欠かさず来てるオて皆勤賞

見たじょ
 Dr.PepperのNASCAR状
  Motocompo登場
   次女のLISAタンが搭乗
    オレ担当のドクペ嬢。

マジで父母兄弟姉妹に感謝するじょー
 
オーうエイ 
 ちぇけらっぢょー


☆ドクターペッパーのキャラ設定
ニュージャージーのレゲエ好きのDJっ娘の名はリサ
姉のシルビアはスウィート・ソウル、ヒップホップ好み(下左)
父はジョージ・カー 
兄は・・・
て誰やねん

しかし
オレってホントはヒップホップでラッパーだったのかな
最近貼ってるのフリーソウルばっかだし
もうプログ烈士部やめようかも・・・


2枚目より
2021/12/04

少々ファンキーでブラコンっぽさが増してキャッチーな曲が増えて
聴きやすくいや 踊りやすくなった?・・・
フロアが笑顔になるー3rd


2ndより加入のアメリカ人ドラマー名手のBernard Purdieは
初代のConrad Isidoreより滑らかでよりジャズっぽいドラムを叩くが
あのRoy Ayers Ubiquityにも在籍した人
ロイ・エアーズはリンダ・ルイス再評価やフリーソウル時代に
時を同じくして渋谷マンハッタン坂辺りでくっそもてはやされた
レア・グルーヴ/アシッド・ジャズ→ヒップ・ホップ・シーンでの帰ってきた帝王
ひいてはジャズ・ロック=プログレッシヴ・ロックの元祖として捉えるべきでR

<下>
ロイ・エアーズのリーダー・バンドUbiquityの始まりとなった
タイトルこそ"Roy Ayers - Ubiquity('70)"というこのアルバムだが
このアルバムにはバーナードは参加していない


2nd
2021/12/04

  Hummingbird - We Can't Go On Meeting Like This('76 A&M)

音楽的には100点なんだけど・・・
特にコメントなし

はい次


そんなUK版
2021/12/03

レッキンクルーともいい魔性か
ボブ・テンチやクライヴ・チャーマンやマックス・ミドルトン等が
Jeff Beck Groupからの流れで結成した・・・

    Hummingbird - Same('75 A&M)

所謂ウマウマのロック寄りフュージョン/クロスオーヴァーで
スタッフなんかよりはゴツいけれど基本心地よさ追求空気感型で
オレのあんま興味無い作風なんだが・・・
ヴォーカルにリンダ・ルイスがIN!(メインは1曲だけ)
なので?やはりレゲエ(フュージョン)が入ってるお約束
だってハミングバード(ハチドリ)はジャマイカの国鳥なんだもん

しかし
こんな感じの哀愁あるけど後腐れのないロック/ニューミュージックって
'70s−’80sのJ-Rockに山程あったてか王道だったよね
5回の再発盤も全部日本盤というからホントに日本人に愛されてんだなぁ

しかし
ほぼほぼ同じ面子でやってる事も同じJeff Beck Group('72 Epic)を聴くと
これが妙にカッチョEんだよなー
なんでかな
(ドラムスだけはHummingbird組では無くコージー・パウエル)


でわ
2021/12/01

リンダ・ルイスの3枚のアルバムに関与していた鍵盤氏
Jean Rousselにちらーっと注目してみたい

この人
Discoge調べだとHansonとJuicy Lucyのメンバーだった事になってるんだが
他にもレコーディング参加経歴が凄くて
大物盤が多すぎていちい書けない程だけど
その割に何でこんなにマイナーなんだと思う事しばし

そんなハンソンの1stだけど

      Hanson - Now Hear This('73 Manticore)

完全に数年前に終わったジミ・ヘンドリックスの革命を
今さらながらなぞっている懐古厨状態
なのでEXPERIENCE(体験)と言われても困るんだが
ただし
Junior Marvinのギターは滑らかで聴き応えはある

そんなジュニア・マーヴィンについて10年以上前に書いたんだが
当時はウェイラーズのジュニア・マーヴィンと
同姓同名異人では?とも疑ってもいた小生がいます
だってディスコグスにも顔の似てない二枚の別ページがあったし
ハンソンでのプレイは全くBob Marley時代の名演のような
レゲエ色や何とも言えない心を振るわせる味わいが無いし
昔は白人説もあったし(ry

ジーン・ラッセル自体もボブ・マーレィの演奏に関わってるけど
そんなメムバーがリンダ・ルイスのバックについていたってのも
彼女のUKレゲエ裏番説をますます後押ししているのだった
(そんなモノ無い)

そんな中!
ハンソンって2ndでわニール・マーレイ等もメンバーにクレジットされてるけど
どうも実態は基本マーヴィンと周辺のセッション魔法使いプレーヤー達が
流れで呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーンて感じで集まったという
仮のバンド体裁みたいな面子ぽい気がする

んで
この1stはというと
ほぼほぼハミングバード(Jeff Beck Group /Linda Lewis's White Rabbit)が
演奏しているのだった
(続く)


ところで

こういうジミヘン・フォロワーって当時は無数に存在していて
それぞれ自分のオリジナリティーを打ち立ててT神格化されてる人もいるけど
先日ギター・マガジンの『日本のロックギタリスト100』みたいな
ランキングを見たトコロ・・・Charが1位だったんだが・・・
いまだにこのHansonのような70年代初頭と同じ流行り事を
割とどーでもEようなクオリティパーパーで演ってて
ソロコンサートの演目にしても昔の洋楽のカヴァーばっかなんて人が
日本のトップ・ミュージシャンとして礼賛されていたとは・・・
あえて言いたいけどその雑誌・読者・シーン諸々含めて
俺達のJ-Rockってゴミだったんだな


<下>
パンキー・レゲエ・パーリー 12"


そんな
2021/11/30

埋もれたヤツラをレア・グルーヴ/アシッド・ジャズとして再評価する動きを
東京発で編集して発信した"運動"が一連の『Free Soul』シリーズなワケだが
当然
リンダ・ルイスもその守備範囲てかほぼほぼ中心的音像と思われる

あんなに素晴らしい"Second Nature"が何故か日本でしか
発売されなかった・・・盛り上がらなかったのもそのためだ
(ただしここからの単独アルバムの再発は無かったけれど
ちなみに件のミニー・リパートンもこのシリーズから再発されています)


そんな中!
最初期のコンピ

    Free Soul River('96 WEA / Cisco International)

この盤のA-5にLinda Lewisの『On The Stage』が収録されているワケだが
ななんと
A-1はStephen Stillsじゃナイッスか!

そう!
グラストンブリーのステージでリンダも共演したトコロの
テリー・リードとデヴィッド・リンドレーを繋ぐ接点は・・
・CSNY(とSKA)
そんな迷路のような隠された絆がこのアルバムで再び証された

YES!
またまた点と点が繋がり線になって目が点になったーーー!!!
・・・のかな?


ところで
これわFree Soulのキモ/核心でもあるんだが
ブラック・ミュジック中心というイメージのコンピに
何で白人ド真ん中のスティーブン・スティルスが?という事だが
要は
このムーヴメントにはそんな白黒ちいせー事は置いといて
単純に踊れてチルれればEじゃんという脱力目線で
旧来のSoulやR&Bに界に居座る
権威主義的ヲタオヤジの老害基準を撃破する意味があった野田
なので
かなり面子には白人が混ざっているし
フォーキーで黒人的グルーヴ主観ではイマイチと思われるようなリンダが
この周辺で再評価されたのもそれが大きいと言えま唱歌
さすがだ!

ただし
それは刃の剣
俺達のプログレも”意外にグルーヴするレアなジャズロック”の名の下に
「これも踊れるんじゃね しらんけど」と自称DJ共に掘り起こされ消費され
ブライアン・オーガーからクリムゾンはたまたアシュラ・テンプルまで
突然高騰し気付いたら一瞬で投げ捨てられてたりとエサ箱は修羅場と化し
プログレッ支部員がせっせと築き上げた階層的秩序(ピラミッド)は
達磨落としのごとくズタズタに崩壊しレコはボロボロのぺんぺん草となったのだ
バカジャネェノ~


<下>
意外にアナログもリリーッスされた盤は少なかったのは時代のせいか
(近年になって増えている印象)
フリーソウルで最も印象深いのはJackson SistersとAlzoの発掘であるぞ
※帯は無いのでシスコ(配給)のプロモステッカー付は貴重?


んで
2021/11/29

約10年の時を経て何故か日本だけで再発見

    Linda Lewis - Second Nature('95 Sony / Turpin)

しかし
このジャケ写?って・・・誰?
てか
何で今ならBLM的に暴動になりそうな適当なイラスト化されてんだぜ

我思うに
'95年位のマックやフォトショって30メガ位の作業が限界で
うっかりすると保存さえも出来ず固まりまくって
コマンドZも1回だけという今からは信じられないレベルの魔法の箱だったので
解像度がむっちゃ低くてその上操作中にフィルターのかけ方を失敗して
こんな野口美佳(ピーチ・ジョン社長)かサザエさんみたいなイラストになってしまって後戻りが出来ずに時間切れで入稿したモノに違いない
文字だって妙な白いボケが気持ち悪いけどこのクオリティでもソニーなんだよな
(あくまで個人的推測です)

要は
リリーッスした時はそんな程度の扱いの
昔の名前で出て来たセカンド姉ちゃん的なアーチストだったんだろうけど
これがレア・グルーブとか掘ってる渋谷あたりのクラブででむっちゃ受けて
日本だけのリンダ・ルイス・ブームが巻き起こったのだった

そして
小生もこのレコがこれまでのリンダの作品の中で最高傑作だと思う
5オクターブ(だっけ?)の声は昔と変わらない可愛らしさを保ってるし
すべてリンダ自身によって書かれた曲は4枚目辺りまでの
ソウルとフォークが絶妙のブレンドで絡み合った独自の世界観が復活

一体デビューから一度シーンから消えた
25年後に最高傑作作った人っているか?

ただし
この時代って新たな(温故知新含む)ディーヴァ待望みたいな盛り上がりがあり
「昔ミニー・リパートンって凄かったよね?」みたいな風潮に
上手い事引っ掛かったんじゃまいかとも思っている
つまり
代用Minnie Riperton的な感じで引っぱり出されてきたのでは?と
(あくまで個人的見解です)


Born Performer
https://www.youtube.com/watch?v=XznnOEV1Zy4
☆捨て曲なしのアルバム


6thは
2021/11/28

Jim Creganパパの手を離れて
マイク・バットが全面プロデュース
バンドのメンバーもMike Batt And Friendsの面々が担当
と言ってもジム・クリーガンもフレンズの一人なんだが
このフレンズはこれまた凄い面子が揃ってるんだが・・・多分後述

 Linda Lewis - Hacienda View/109ジャマイカ・ハイウェイ('79 Ariola)

邦題にあるようにこれも"ジャマイカ"推しじゃまいか

そんなA-4の『109, Jamaica Highway』って
それ程本格的なジャマイカ風レゲエってわけでもなく
ぶっちゃけタイトルを見るまでレゲエって気付かなかったレベルの
緩い欧米解釈のレゲエなんだが
過去の音楽性形成の成り行きはともかく
プロになってから特にレゲエアーチスト系ってわけでもないのに
何故ここまでレゲエを強調されるのは何でなんだぜ

んで
マイク・バットのプロデュースは
当時としては彼女の色んな可能性にチャレンジしたのかもだけれど
前作以上にリンダの唯一無二の声やフォーキーな特性を活かしておらず
曲調は多彩ながら正直こんなの他の誰かがやればいいじゃんみたいな
いったいなんでこうなったという曲が多くて
こいつホントにポップスの魔術師なのかよと疑ってしまうのでした

Linda Lewisはこの後'83年にもっとブラコンっぽい
『A Tear And A Smile』をリリーッスすると
長らく沈黙してしまうのでし たっ

これがホントの・・・リンダこまっちゃう なんつてー

兎に角
プロデューサーに翻弄されてしまっているような印象がありますが
リンダはただの歌姫ってワケでもなく
自ら楽器を演奏してアルバムに自作曲が多いホントのSSW
オレはリンダ・ルイス→ハミングバードを広義のパブロックの外郭団体
ファンキー・パブの代表格と捉えているのです
要は
リンダ・ルイスを聴けばブリティッシュ・ロックがよく見える~~~

109ジャマイカ・ハイウェイ
https://www.youtube.com/watch?v=fR6kirti_bY


元カレイドスコープの
2021/11/27

デヴィッド・リンドレイの同僚であるトコロの
クリス・ダロウをチラーっと聴いて見たい

   Chris Darrow - A Southern California Drive('80 Line)


これ1枚しか持ってないんだが・・・
これがスゴイ! 
パブロック史的に

USAのバンドでパブロックの本流(ブリンズレイとかニック・ロウ等)的な
音を出しているバンドって言えば・・・
(ま これ本来原理的に逆なんだけどそこわ置いといて)
渡来人として布教したEggs Over Easyを除くと
The Flying Burrito Brosが最も近い
(あくまで個人的見解です)

駄菓子菓子
このチャック・ベリーに捧げられたと言うアルバムを聴くに・・・
フラインバリットブラザースよりさらにバリッとUKパブの音になっている
てか
もう'80年なんでStiff以降のパワーポップ化したポストパブと言いま唱歌

裏/中ジャケの手描きタイポグラフィも
ちょっと初期のスティッフのレーベルデザインを思わせるタッチだし


このレコーディングにはFlying BurritoのMickey McGeeも参加してんだよな

むぅ士郎
この辺枯れ井戸どころか通好みロック砂漠のオアシス状態すなぁ
しかし
こんな渋愉しいアルバムなのに
ほぼほぼドイツ盤しかリリーッスされてないてのが限界だよなぁ

Chris Darrow - Small Plane In A Big Sky
https://www.youtube.com/watch?v=c4-WdF9kElA
☆Pub RockとはSo Cal Driveの事なり←結論


夢見る少女じゃいられない・・・
2021/11/26

じゃなくて
"Not A Little Girl Anymore"ってタイトルは
次作のこっちのえろえろとエロエロなパイオツスケスケジャケ写の方が
コピーが良く乗ったような気がするのって・・・
ワタシだけー?

   Linda Lewis - Woman Overboard('77 Arista)

こちらも豪華ゲストを招いて制作
A面(Vertical Side)は主にアラン・トゥーサンのプロデュースで
バックも本格ニューオリンズ勢で固め
純米国黒人大人ソウル・フィール盛り盛り
なので
ぶっちゃけ逆にリンダの個性が出ておらず正直物足りないという

解りやすくモーニング娘。で例えると
ニッキー・モンローが渡米してナラダ・マイケル・ウォルデンの指導の下で
本格的なディーヴァ魂を学びプロデュースを受けたが
逆にヤマ程いるウマウマなディーヴァの中で埋もれてしまったみたいな感じだ

ただし
てかそのためか
キャット・スティーヴンズも2曲プロデュース

変わってB面(Horizontal)はジム・クリーガン父さんがプロデュース
いつものマックス・ミドルトンも顔を出し他も英国勢で
安心の白黒/ソウル§フォーキーなフィールがイイカンジにブレンドした
スウィートで曖昧なリンダ節を聴かせる
やっぱリンダはこっちだよなー

My Friend The Sun
https://www.youtube.com/watch?v=xnNTjcOGUgQ
☆Jim Creganが在籍のFamily(Bandstand '72)の曲
ファミリーのファミリーについては後述(下)


え?
ニッキー・モンローわモー娘。じゃない?
ASAYAN『小室哲哉 最強女性ボーカリストオーディション』出??
それを言うならむしろなっちのアメリカ修行だって???
グヌヌヌ
そうですかそうですね
てか
ホントにそんな修行があったか良く覚えてないんだが・・・
なんだチミわ!
 ↑父さん繋がり


Blue Beatレーベルのお抱えアーチストで
2021/11/25

数少ない(多分2人)アルバムまでリリーッスされたスター・アクト
プリンス・バスターのサポート等を務めた
ジャマイカンUKを代表するSKA / Reggaeバンドと言えば
レーベルは別ながら・・・

   Symarip - Skinhead Moonstomp('70 Trojan)

なんじゃまいか


お前
プログレッシヴ・ロックでもピラミッド系ファンタジー系でもないのに
なんで強引にSKAに話を持ち込もうとしてんのは何故なんだぜだって??

甘い!
甘酢ぐる!!
そう!
シマリップの前身てか以前の名前は・・・The Pylamidsなのだ!
YES!
UK最初のピラミッド系アーチストはシマリップなのでR
わかった?!

※他にThe BeesやSeven Lettersという名前もある

タイトルからもわかるように
(他にもSkinhead Girl Skinhead Jamboree Skin Flint等)
白人オーディエンス(スキンズ)向けに作っているのが趣き深い
デヴィッド・リンドレーもこれ聴いて自分の趣味趣味音楽を形成したんだな
本人は長髪族だけど


ふぅ
長い仕込みだったZ

https://www.youtube.com/watch?v=PWvRr8XxDhU

The Specials in Japan
https://www.youtube.com/watch?v=LzhocFmuBMU

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